最初に、先日お亡くなりになられた湯河原町議会議員の赤岩光二様のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。
11月20日(火)に観光会館にて総ぐるみ大会が開催されました。恥ずかしながら、初めて出席させていただいたのですが、有意義な大会だと感じさせられました。大会趣旨は、人命尊重を基本理念として、交通安全思想の普及を行い、湯河原町民に浸透させることを目的とし、交通安全対策推進協議会の活動を広報するということです。
来賓挨拶として、小田原警察増子署長からのお話のなかに、湯河原町を含めた小田原署の管轄が神奈川県下で最も交通事故が多いということがありました。その中で湯河原町は比較的、交通事故が少ないように考えておりますが、今年に入り交通事故で亡くなった方が2名いらっしゃいます。小田原署の管轄で交通事故が多いのには理由があり、この一市三町(小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町)に住んでいる方では、高齢者の事故と二輪車(自転車を含む)の事故が多いようです。また、観光に来る方が多く、特に車で来る方の事故も多いようです。湯河原町の方は自転車を使用する頻度があまり高くないですが、自動二輪車を使用している方は多くいらっしゃるようなので、ぜひ運転なさる方はより一層の注意をしてください。
その後、交通安全ポスター・標語コンクール入賞者の表彰が行われました。ポスターの部で最優秀賞をとった菅沼成美さん(湯河原小学校5年生)を始め、優秀な作品が数多くありました。間違いなく私には描くことができません。当然ですが・・・ また、標語の部でも優秀な作品が多く選ばれていました。特に最優秀賞の『ゆずり合い 心のよゆうが じこふせぐ』(月井智史さん吉浜小学校3年生)は、本当に凄い。最近の小学生の学力が落ちてきているなど言われているが、実際にはこのように素晴らしい芸術性や語学力を持った小学生がいることも決して忘れてはならないと思いました。
近年、幾度となく道路交通法が改正されています。最近では飲酒運転に関し、厳しくなりましたし、来年早々には後部座席のシートベルト着用も義務付けられるようです。このように、道路交通法の改正が相次ぐのには、それに関連した事故が多いからなのでしょう。
総ぐるみ大会のような素晴らしいものが開催されているのですし、今の湯河原の交通事故の状況から考えますと、これからもっと安全な湯河原を創っていくこと可能だと感じます。
皆様のご意見お待ちしていますので、ぜひお寄せください。